国際連携による最先端不妊治療の提供
医療法人かしわ会かしわざき産婦人科においては、体外受精、凍結胚移植、顕微授精といった標準的な不妊治療に加えて、信頼できるアメリカの産婦人科との提携により卵子や精子の提供、代理母の選択肢まで国際水準の幅広い治療オプションを用意しています。様々な情報が飛び交う現代において、検査を通じて得た正しい知識が安心できる妊娠と出産に繋がるという考えのもと、お二人が目指す未来に向けたより良い治療を誠心誠意サポートしています。
不妊治療がスムーズに進まない原因は男性側にもあるといわれているため、パートナーや家族とのコミュニケーションを大切にしながら治療を進めていくことの重要性を重視し、お二人で十分に話し合いながら進められるよう配慮しています。医師やスタッフは、あらゆる選択肢について現実的なデータや情報をわかりやすい言葉で説明するよう心がけ、これから不妊治療を始める方も既に治療を進めている方も、焦りは禁物であることを丁寧にお伝えしています。
精密な安全管理システムによる確実性の追求
当院では精子や卵子の取り違いを防ぐため厳密な確認体制を整備し、取り扱いの際には培養士が二人一組となってダブルチェックを行うことで、医療安全における最高水準の品質管理を実現しています。保管場所からはお一人分のみを取り出すことで、ほかの方のものと同時に扱うことがないよう細心の注意を払い、母子の健康と安全を第一に考えた治療環境を構築しています。
患者様のわずかな心身の不調にも寄り添い、丁寧かつ迅速に対応することを心がけており、患者様との信頼関係を重視して検査の必要性をしっかり理解してご納得したうえで内診を受けていただけるよう、スタッフ一同でサポートしています。「婦人科の内診が怖くて行きたくない」「見られるのが恥ずかしい」と感じる方には、必要に応じてMRI検査や採血を行うことも可能とし、女性特有のお悩みを解決へと導く専門医として患者様一人ひとりに真摯に向き合っています。
癒しの空間設計とストレスフリーな診療体験
院内環境では、不妊治療等で心身ともにストレスを抱えがちなお母様に少しでもリラックスしていただきたいという思いから、ほっと一息つけるような音楽を流し、待合室の中央には色鮮やかな熱帯魚が泳ぐアクアリウムを配置することで、水の流れや魚のゆったりとした動きによる心を落ち着かせる効果を活用した治療環境を整備しています。天井が吹き抜けになった開放感のある待合室設計により、前向きな気持ちで出産を迎えられるよう配慮された心安らぐクリニックを実現しています。
ベビーカーのまま診察室までお入りいただけるくらい横幅に余裕を持たせた設計により、患者様の利便性を最大限に考慮し、不妊治療中の方と妊婦さんが同じ空間でお待ちいただくことで気持ちが落ち込んでしまう方もいらっしゃることから、前向きな声かけや看護師によるカウンセリングを通じて心のケアに力を入れています。それでもなおストレスを感じる場合には、よりご要望に沿ったクリニックをご案内するという患者様本位の柔軟な対応を行っています。
多職種協働と地域に根ざした包括医療サービス
男性医師に加え女性医師も在籍し、カウンセラーや管理栄養士などの有資格者が多数勤務することで、妊娠・出産に関するご相談から育児指導まで幅広い領域をカバーした専門的サポートを提供しています。超音波検査、血液検査、子宮卵管造影検査、ヒューナーテストを通じて卵子の状態を確認し、若い女性の20人に1人が感染しているといわれ早産の原因にもなるクラミジア検査など、これから妊娠や出産を考えている方はもちろん出産後の方にも受けていただきたい検査を実施しています。
JR大宮駅から徒歩約15分、与野本町駅や北与野駅からお車で約12分、最寄りの上小町バス停から歩いて約1分という利便性の高い立地に位置し、25台分の駐車場を完備することで雨の日のご来院や緊急時にも安心してご利用いただけるアクセス環境を整備しています。妊活学級という体外受精の説明会や妊活ビクスなどのプログラムを定期的に開催し、近年保険適用の拡充が進んでいるものの依然として経済的負担の大きい治療について、無理のないよう相談しながら治療を進めることを大切にしています。
